眼内レンズとは？

手術で挿入する人工の水晶体

白内障により目の中でカメラのレンズのような働きをする水晶体が濁ってしまうと、光が通りにくくなり、ピント調節機能が低下して見え方に影響します。
そのため、白内障の日帰り手術では視力回復をはかるために、白内障により濁ってしまった水晶体を吸引して、代わりに人工の水晶体を挿入します。
この人工の水晶体が眼内レンズで、1点にピントを合わせる“単焦点眼内レンズ”や複数の点にピントを合わせる“多焦点眼内レンズ（2焦点レンズ・3焦点レンズ）”があります。

どの眼内レンズを選ぶかは患者様の希望次第

単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズ（2焦点レンズ・3焦点レンズ）にはそれぞれ違う特徴があります。
「眼鏡をかけたくない」「仕事で車を運転する」「料理が趣味」「よく編み物をする」「クリアな見え方でゴルフを楽しみたい」など、大阪府大東市の小林眼科医院では患者様が希望する見え方、ご職業、ライフスタイルなどに応じて最適な眼内レンズをご提案させていただきます。

単焦点眼内レンズとは？

1点にピントを合わせる眼内レンズ

単焦点眼内レンズとは、近距離または遠距離と、1点にピントを合わせる眼内レンズです。
そのため、白内障の日帰り手術を受けられる方は、まずは「単焦点眼内レンズにするか？それとも多焦点眼内レンズ（2焦点レンズ・3焦点レンズ）にするか？」をご検討いただき、単焦点眼内レンズを選ばれた場合には、さらに近く・遠くとピントを合わせたい距離を決めていただきます。

遠くにピントを合わせると？

眼鏡なしで遠くをクリアに見ることが可能になりますが、近くを見る時には眼鏡が必要になる場合があります。

近くにピントを合わせると？

手元などピントが合う距離では見え方がクリアになりますが、遠くは見えにくいため近眼用眼鏡が必要になります。

単焦点眼内レンズは保険適用